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第801回 「中古物件は3か月で売れるのか?」

  Contents   ● 物件案内時の注意点(買い手に好印象を与えるコツ ●不動産売買は営業マンの営業力やヤル気次第 ●高く売るコツは? ●実は何より大事なのは売主の印象 ●物件案内時の注意点(買い手に好印象を与えるコツ) ●本当に専任媒介がいいの?   その他    お申し込みはこちらへ  mitui@syuppanservice.com   ※ご自宅マンション売却のご相談もどうぞ こちらから→ 三井健太のマンション相談室【物件評価申し込み】 (mitsuikenta.com) ◆ ◆ ◆ 今日は、 自宅マンションを上手に売るにはどうしたらいいのか という問題についてまとめてみました。   売り手は、たとえ焦っている状況でなくても、売りに出すと、いつになったら売れるのか心配になるものです。 万が一、マンションを売りに出してから3ヶ月が経過してもなかなか買い手がみつからない場合や、1ヶ月が経過しても内覧の申し込みが一向に入らず、売れる気配がない場合などは、必ずなにかしらの原因があります。   その原因を究明し改善しない限り、いつまで経っても売れ残ってしまいます。 見学者が少ないのは、どのような原因があるのでしょうか 。大別すれば、以下の3点が考えられます。 1) 市況が悪い 最近10年ほど振り返ると、市況は必ずしも良いとは言えないのですが、・・・ 2)立地条件が良くない マンションの価値は立地条件によって左右されることが多く、例え立派な建物でも都心から遠く離れた場所にあれば、買い手は中々現れないものです。 3)価格が高過ぎる なかなか売れない理由として真っ先に考えられるのが、価格の問題です。 つまり、設定した売却価格が高すぎる、ということなのです。 通常、相場よりも高い金額で売買募集を開始する場合は、依頼した業者からその旨を予め伝えられます。それでもなお高いままの金額で出すのであれば、いつまでも売れずに「棚ざらし」状態が続くものです。   売主自身で高いということに気がつかなければ、無駄に時間だけが過ぎていくことにあります。 少しでも高く売りたいと思うのは自然のことですが、市場の評価から遠すぎる高値では振り向いてもらえません。 買い手は、少しで

第800回 「続・地震に強いマンションの話」

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Contents   ● 物件案内時の注意点(買い手に好印象を与えるコツ ●不動産売買は営業マンの営業力やヤル気次第 ●高く売るコツは? ●実は何より大事なのは売主の印象 ●物件案内時の注意点(買い手に好印象を与えるコツ) ●本当に専任媒介がいいの?   その他    お申し込みはこちらへ  mitui@syuppanservice.com   ※ご自宅マンション売却のご相談もどうぞ こちらから→ 三井健太のマンション相談室【物件評価申し込み】 (mitsuikenta.com) ◆ ◆ ◆ 今日は、前回に続いて、マンションの構造、そのうち「耐震性」についてお送りしようと思います。   4.地震対策マンション 地震が発生したときに起こる数々の障害を予想し、その対策を予め施したマンションが増えているようです。その細部について見て行くことにします。   ●地震発生時のエレベーター ご承知のように、地震が来ると作動中のエレベーターは止まってしまいます。 ただし、大抵のマンションは、停電になっても予備電源によって最寄りの階に着床するので、 閉じ込められることはまずない のです。   ただし、エレベーターが復旧するまでの時間が長いと面倒です。 エレベーターが止まったとき、問題は高層階の居住者です。エレベーターが動かないと階段を伝って、歩いて移動しなければならないからです。 地震が収まり、停電がほどなく解消していればよいのですが、長い時間停電が続くと不便極まりないということになります。   この問題を解決するのは非常用電源( 自家発電機 )しかないのです。東日本大震災以降、この装備を謳ったマンションが増えています。 しかも、3日間連続使用も可能という能力の高い発電設備を装備する物件も出始めたのは歓迎すべき傾向です。   ●地震でゆがんでも開く玄関ドア 地震の直後は、慌てずに室内に居た方が安全と言われるマンションですが( 但し、家具等の転倒防止を施しているものとして )、いつまでも室内に閉じこもっているわけにはいきません。しかし、玄関ドアが歪んでしまい、押しても開かないという事態が考えられるます   そのようなことがないよう、最近のマンションは「耐震ドア」または「